第5回
今回の日本語指導のテーマは「数字」を使っての指導をご紹介します。
どなたでも簡単にできますので是非お試しください。
数字は毎日の生活のあらゆるところにて出現しますし、仕事上でも数量を理解することは最低限必要になりますので、数字を話せること、数字を聞きとれることは1年目の初期の段階において完璧であって欲しいものです。
もちろん、入国前後の講習時にも学習する内容ですが、それでもまだ反応が鈍く、完全にできない子がどうしてもいます。
その1:数字話し練習
紙や黒板に指導者が数字を書き、その数字を実習生に口に出して言わせる。
⇒まずは一桁から三桁ほどまで練習。それから数字の桁数をじょじょに大きくしてみる。
反応が早くなるまでひたすら繰り返し練習する。
その2:数字聞き取り練習
指導者が言った数字を、実習生に紙に書かせて答えを確認する。
⇒こちらも同じく最初は小さい数字からスタート。じょじょに数字を大きくするのと、
各桁数で指導者が話す速度をあげて聴力強化させる。
※数字の練習において特に気をつけたいのが、読み方です。
例えば、100(ひゃく)、・・・300(さんびゃく)、600(ろっぴゃく)、800(はっぴゃく)、1000(せん)、・・・3000(さんぜん)、8000(はっせん)、この変化の法則は暗記するしかありません。
多くの実習生が「さんひゃく」「ろくひゃく」のように間違えます。問題を出す際には、上記の特殊なパターンを多めに、意識して出してあげて下さい。
また実習生が話す際も注意して聞いてあげて下さい。



